停職を経験した人は、少ないと思いますが、何かしらの理由で会社に居づらくなったりした経験がある人は、多いと思います。
その時に考えるのが転職ではないでしょうか? そのまますぐに転職できるような行動力がある人、もしくはスキルがある人であれば問題ないのでしょうが、30代後半になってくると、転職することが怖かったり、今の会社にしか通用しないスキルしかなかったり、家族がいたり、なかなか転職に踏みれない、もしくは現状維持の選択肢しかない人もいるかと思います。
私自身がまさにそうです。次の理由から転職には踏み切れませんでした。
自信がない
長年、同じ会社にいると他の会社でやっていけるのか不安になります。
停職を経験した私にとっては、今の会社に居続けることも、不安が大きかったのですがそれでも転職をすることの不安の方が大きかったです。
停職期間は、3ヶ月だったのですが、その期間中は、自信をつけるためとスキルを身に付けたくて資格の勉強をしていました。
金融業界の将来に不安がある
転職するなら、同じ業界を考えますが、従来型の金融商品の販売方法については、今後デジタル化がさらに進んでいくことを考えると、かなり厳しくなってくることが予想されます。
私も金融商品の営業職をしている中で、若い人は特にyoutubeなどのメディアから情報を得ている人も多く、人に相談しなくても、自分で調べて色々始めてる人が増えているのを実感しています。
そうした中で、今の仕事の将来性に、疑問を感じることも多く、今の会社にいたとしても将来的には、違う部署に異動になる可能性が高い気がしています。
給与が下がる
もし違う業界に行くとしたら、ほぼ間違いなく給料は下がります。個人的には、エンジニアとか自分のスキルで仕事をしている人に対して憧れがあリますが、パソコンが苦手の素人を今までと同じ給料で雇ってくれるところを探すは、難しいでしょう。
家族がいる私にとっては、我慢してでも今の会社にいる方が、生活には困らないだろうと考えていました。
ブログを始めたキッカケ
以上3つの理由と自分の行動力のなさから、転職に対しては、積極的になれませんでした。
そこで考えたのが、副業です。
副業であれば、リスクをあまりかけずに新しいことに挑戦できると思い、調べ始めました。その中で自分に合ってると思ったのがブログです。
ブログのメリット、デメリットはこちら
この中で、自分にとって重要だったのは、収益が上がらなくても、パソコンスキルが身に付くことだったり、新しいことに挑戦できるということでした。
同じ会社での経験しかなく、また、転職をするまでの勇気が出ない私にとって、ブログを始めるという最初の一歩は踏み出しやすいものでした。
今の私は収益は1円もありませんが、ブログで収益を上げている人はたくさんいます。
ブログというと、最初は日記を書くようなイメージだったのですが、実際始めて見ると、誰かの役に立つような記事を書くような感覚です。
会社での仕事と違い、全てを自分で決めることができます。
あと年齢も関係ありません。むしろ、年を重ねて苦労した経験がある人の話の方が、面白かったり説得力がある場合もあります。
ブログの初期費用
私の家には、十数年前のパソコンしかなかったためどうせならと思いパソコンを買うところから始めました。パソコン代とレンタルサーバー代とワードプレスのテーマ代を合わせて約17万くらいで始めることができました。
パソコンがあれば25,880円で始めることができましたので初期費用としては、とても安く、無理なく始めることができます。
収益がない今でも、ブログを運営するだけで今まで知らなかった、広告の仕組みや、検索順位など、さまざまのことを知ることができています。それだけでも結構面白いです。
ブログで困ったこと
私は、営業は好きではないのですが、金融知識で誰かの役に立つことは、昔から好きでした。
なので、ブログを始めた時は、金融知識を活かして役に立つ情報を発信していこうと思っていたのですが、そこで壁になったのがYMYLです。
YMYLの内容をざっくり説明すると、医療、金融、法律、ニュース等のお金や人生に影響与えるような領域の記事は、評価がかなり厳しくなり、個人のブログで検索の上位に表示されることは、ほぼ不可能になります。
読んでもらえない記事を書くことになるので、そこは現在進行形で悩んでいますが、そこを除くと書く記事が圧倒的に減ってしまうので悩みどころです。
まとめ
停職をした当初は、自分が副業に挑戦するとは考えていませんでした。転職しか選択肢がなく、資格をとった後に転職をしようくらいに考えてました。
収益は上がっていない時点でまだ副業と呼ぶことはできませんが、今後は少しずつ収益についても勉強していくつもりです。
最後までのお読みいただきありがとうございました。